【9月24日 Relaxnews】上海(Shanghai)で自身の名を冠した博物館の建設が進んでいる香港(Hong Kong)の映画スター、ジャッキー・チェン(Jackie Chan)氏だが、今度は自分の名前の付いたテーマパークを北京(Beijing)に建設する計画を発表した。

 総面積2平方キロメートルの「ジャッキー・チェン・ワールド・パーク(Jackie Chan World Park)」は、北京郊外の亦庄地区(Yizhuang)での建設が予定されている。園内5つのエリアで、自身の宝石や家具調度品などのコレクションが観光客やファンのために展示される。

「子供のころはとても貧しかったが、お金が自由に使えるようになってからは、世界各国であらゆるものを買い集めてきました」と、チャン氏は記者会見で報道陣に語った。

「たくさんの私物を展示したい。すべてが金銭的価値のあるものとは限りませんが、それぞれに物語があります」

 新テーマパークには、チェン氏が所有する歴史的な木造建築物のコレクションも展示される。同コレクションの一部は、シンガポールの大学に寄贈されたこともあるが、これら建築物が中国の「文化的財産」と主張する国内のネットユーザーからは反感を買った。施設での建築物展示についてチャン氏は、復元、維持するためのコストがかかり過ぎ、負担になっていたと説明した。

 チェン氏によると、アトラクションへの入場料は一部有料となる予定で、収益は歴史的建造物の維持に充てられるという。(c)Relaxnews/AFPBB News