【5月22日 Relaxnews】もう一番安い運賃だけが魅力ではない──。「幸福度」という項目を加えた新たなオンライン予約サイトの開発者らは、こう語る。

 オンラインで航空券を予約するほとんどの人にとっては今もなお、価格とスケジュールが最も重要な要素だ。だがRoutehappy.comは、それらの要素に加えて旅行者が「最も幸せ」で最も快適なフライトをみつける手助けをすると約束する。

 例えば、同じ料金の2つの便があったとき、より短い飛行時間、より良い機体、座席、より広い足元のスペース、乗客の評価、機内でのエンターテインメント、無料WiFiなど、数多くの基準に基づいてより良い空の旅を提供するフライトを選ぶ手伝いができると、Routehappyは述べている。

 またウェブサイトの「アドバイスとレビュー」セクションでは、人の少ない保安検査の列や、空港内の移動経路、機内で最も良い座席など、ユーザー同士で事情通の情報を交換することができる。

■空の旅を、単なる移動から楽しい体験へ

 空の旅を単なる空の移動手段から、楽しくて生産的でさえある体験に高めることを目指すサービスは増えつつある。

 例えばSeatguruでは、座席の快適さに基づいて座席にグレードを付けており、購入者が最高の座席を選ぶ手助けをしている。

 また、オランダのKLMオランダ航空(KLM)は、乗客がフェイスブック(Facebook)とリンクトイン(LinkedIn)のプロフィール欄に基づいて隣の席に座る人を選べるサービス「ミート&シート・ツール(Meet & Seat tool)」を提供している。

 米格安航空会社ヴァージン・アメリカ(Virgin America)は、独身の乗客が機内で気に入った乗客に飲み物をプレゼントできるサービスを立ち上げた。さらに、機内のタッチスクリーン・エンターテインメント・システムを使用して、互いにテキストメッセージを送受信することも可能だ。(c)Relaxnews/AFPBB News