【5月14日 Relaxnews】米連邦通信委員会(Federal Communications CommissionFCC)は航空機内の公衆無線LANサービス「Wi-Fi(ワイファイ)」を改善する計画を発表した。乗客は、高速でウェブサイトを閲覧したり、動画などのコンテンツにアクセスできるようになる。

 FCCは9日、機内Wi-Fiの高速化を目指した新たな規制を承認した。新規制でFCC​​は空地通信の周波数帯を従来の割り当ての4MHzから500MHzに変更し、接続性を高めたい考えだ。

 FCCは60日間、Wi-Fi高速化への意見を受け付ける。この規制案が前進するようであれば、FCCは衛星通信事業者の使う特定の電波帯の共有利用ライセンスをインターネットサービスプロバイダーに販売する方針だ。だが仮に計画が順調に進んだとしても、機内Wi-Fiの高速化が実現するには数年かかると予想されている。(c)Relaxnews/AFPBB News