【5月1日 AFP】昨年子どもが生まれたばかりの米インターネット大手ヤフー(Yahoo!)のマリッサ・メイヤー(Marissa Mayer)最高経営責任者(CEO)が、従業員の士気を高めるため、赤ちゃんやイヌ、ネコなどへのプレゼントを従業員への福利厚生に追加した。ヤフーが4月30日、明らかにした。

 ヤフー広報担当者はAFPの取材に電子メールで、「私たちはヤフーを最高の職場にすることに大いに関心を寄せてきた」と述べた。「過去数か月間で、ヤフーでの毎日をより楽にするための無料の食事といった福利厚生策やイノベーションを奨励するための新しいスマートフォン(多機能携帯電話)を導入し、生産性向上のためにコンピューターを新しくした」

 最新の福利厚生策は、初めて親になった人を主な対象としている。子どもが生まれたばかりの従業員には、育児休暇を8週間に延長し、日用品や洗濯、テイクアウトの食料、子どもの世話などの日常生活の費用を500ドル(約4万9000円)までヤフーが肩代わりする制度を導入した。また、赤ちゃんへのプレゼントや、新しく飼い始めたイヌやネコのプレゼントもある。(c)AFP