【4月26日 AFP】2012年に全世界で販売された即席麺の数は1014億食で、初めて1000億食を超えたと、各国の即席麺関連業者が加盟する「世界ラーメン協会(World Instant Noodles AssociationWINA)」が26日、発表した。これは、地球上の全ての人が毎月1食以上は即席麺を食べている計算になる。

 2012年に即席麺が最も消費された国の上位3か国は中国(香港を含む、440億食)、インドネシア(141億食)、日本(54億食)だった。

 1958年に日清食品(Nissin Foods)の故安藤百福(Momofuku Ando)氏が世界で初めて即席麺を発明し、発売を開始してから50年以上を経て、即席麺の消費量は増え続けている。

 大阪に本部を置く世界ラーメン協会は、いまや即席麺は「世界の標準食品」となっており、今後も開発途上国を中心に世界で需要が伸び続けるだろうとの見通しを示している。(c)AFP