【1月22日 AFP】日本銀行(Bank of Japan)は22日の金融政策決定会合で、新政権の求めていた2%のインフレ目標を導入するとともに、デフレ脱却と経済成長の実現を目指した無期限の金融緩和策を導入することを決定した。

 日本銀行は声明で「物価安定の目標を消費者物価の前年比上昇率で2%とする」と表明。また、「実質的なゼロ金利政策と金融資産の買入れ等の措置」を通じて「強力に金融緩和を推進する」と述べた。「資産買入等の基金の運営について」「期限を定めず毎月一定額の金融資産を買入れる方式を導入」するという。

 インフレ目標の設定については政府と日銀の共同声明で発表された。

 日本銀行はまた、会合で13年度の実質国内総生産(GDP)成長率の見通しを1.6%から2.3%に上方修正した。(c)AFP