【7月15日 Relaxnews】米SNSフェイスブック(Facebook)に470万人以上のファンを抱えるポメラニアンのブー(Boo)が、米格安航空会社ヴァージン・アメリカ(Virgin America)の取締役に抜てきされた。正式なペット渉外役として、同航空のスポークスマンならぬスポークス犬を担うことになる。

 ヴァージンは、サンフランシスコ(San Francisco)で撮影されたブーとブーの友達バディー(Buddy)の写真を公開。2匹の犬が空港施設を訪れている様子や、航空機の操縦席に乗り込んだ様子が紹介された。

 ブーは、フェイスブックのページで新たな役職就任への意気込みを表明している。「ヴァージン・アメリカからペット渉外役にならないかと誘われたんだ!ぼくみたいな大きな髪型の小犬にそんな名誉を授けてくれるなんて。ぼくとバディーにとって、いままでの犬生でいちばん、翼を持ったような気分だよ」

 ブーのファンたちもこのニュースを喜んだようだ。ブーのフェイスブックページに掲載されたニュースにはファンたちが多くのコメントを寄せていた。

 「世界で最もキュートなワンちゃん」のあだ名も持つブーは2010年、4歳のときに米動画サイトのユーチューブ(You Tube)で公開された動画で有名になった。

 ヴァージン・アメリカは、ペットに1番優しい航空会社を目指している。同社のアビー・ルナディーニ(Abby Lunardini)副社長は、米ニュースサイトのハフィントン・ポスト(Huffington Post)にこう語っていた。「ペットに優しい航空会社として、2本足のゲストにも4本足のゲストにも、可能な限り快適な楽しい時間を過ごして欲しいと思っています」

 ヴァージンは現在、客席への犬と猫の持ち込みを許可している。ペットはケージに入れる必要があり、1席あたり1匹までが認められており、持ち込み料金には100ドル(約8000円)がかかる。

 ブーは今後、同航空会社のペット関連情報を発表することになる。(c)Relaxnews/AFPBB News