【7月10日 AFP】9日に発表された米経済誌フォーチュン(Fortune)が選ぶ世界のトップ企業500の今年度版で、中国企業73社がランク入りし、国別で初めて日本を抜き2位となった。中国は2年前にGDPで日本を抜き世界2位の経済大国となったばかり。

 ランキングは各企業の年間売上高に基づき集計される。日本からは68企業が名を連ねた。

 世界首位は英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル(Royal Dutch Shell)で、2011年度の売上高は前年度比28.1%増の4845億ドル(約38兆円)だった。2年連続で首位だった米小売大手ウォルマート・ストアーズ(Wal-Mart Stores)は3位へと転落した。

 2位以下の企業は、高い順に、米エクソンモービル(ExxonMobil)、ウォルマート・ストアーズ、英BP、中国石油化工集団(シノペック・グループ、Sinopec Group)、中国石油天然気(China National Petroleum)、中国の国家電網(ステートグリッド、State Grid)、米シェブロン(Chevron)、米コノコフィリップス(ConocoPhillips)、トヨタ自動車(Toyota Motor)となった。(c)AFP/Veronica Smith