【4月2日 AFP】最高当選額が米宝くじ史上最高額となる6億4000万ドル(約530億円)に膨れ上がった数字選択式宝くじ「メガミリオンズ(Mega Millions)」で、3枚の当選券が出たことが、3月31日の主催者発表で明らかになった。当選者は賞金を3等分することになる。

 メガミリオンズは度重なるキャリーオーバー(繰り越し)により賞金が積み上がった。1等の当選確率は1億7600万分の1だったにもかかわらず、一攫千金のチャンスをつかもうとする人々で売上が急増し、さらに賞金額が上がっていた。

 30日午後11時に6つの当選番号「2、4、23、38、46」と「メガボール」の「23」が発表され、12時間後の翌31日に数字6つ全てを当てた当選者が3人いることが発表された。当選くじはイリノイ(Illinois)州、カンザス(Kansas)州、メリーランド(Maryland)州で購入されたという。

 当選者は特定されていないが、米メディアによると当選くじのうち2枚はそれぞれイリノイ州レッドバッド(Red Bud)、メリーランド州ボルティモア(Baltimore)で販売された。カンザス州での販売場所については明らかにされていない。(c)AFP/Arthur MacMillan

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