【3月30日 AFP】米国の数字選択式宝くじ「メガミリオンズ(Mega Millions)」で、史上最高額の5億4000万ドル(約443億円)の当たりくじが出る可能性があり、全米の宝くじファンの期待を集めている。

 1月24日以降5つの数字と「メガボール」と呼ばれる数字の全てを的中させた人は出ておらず、18回連続で当選者なしのキャリーオーバーが続き1等の当選額が史上最高となった。6つの数字が全て的中する1等の確率は1億7600万分の1で、なんらかの当選金が当たる確率は40分の1となっている。

 当選した場合、即時支払で3億8900万ドル(約319億円)を受け取るか、向こう26年間かけて全額の5億4000万ドルを受け取るかを選択できる。

 現在の史上最高当選額は2007年の3億9000万ドル(当時の為替レートで約459億円)で、ジョージア(Georgia)州とニュージャージー(New Jersey)州の当選者らの間で分配された。

 米メディアは早くも宝くじ購入者へのアドバイスを始めた。ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)はカリフォルニア(California)州内で最近高額当選を出した「幸運を呼ぶ」売り場を紹介した。CBSテレビは、当選した場合は投資アドバイザーを雇うべきだとの助言をしている。

 メガミリオンズは米国の42の州と首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)、米領バージン諸島(Virgin Islands)で売り出されている。抽選は米東部夏時間の30日午後11時(日本時間31日正午)に行われる。(c)AFP

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