【3月11日 AFP】東日本大震災から1年を迎えた11日、台湾における日本側の在台窓口である「交流協会」台北事務所は、台湾主要各紙一面の半分を使い、震災後に台湾から日本に贈られた義援金などの支援に感謝を示す広告を出稿した。

 同事務所は「昨年の震災以来、台湾のあらゆる立場の方々からいただいた日本への支援は本当に特別なものです。日本国民は、厳しい時に台湾の人びとが贈ってくださった励ましを忘れません」というメッセージを記している。

 広告には義援金の額は記されていないが、現地メディアは約66億台湾ドル(約185億円)に上ると推計している。

「交流協会」台北事務所ではまた11日から1週間、同じく台湾に感謝を示すコマーシャル放映を台湾主要テレビ各局で開始する。

 東日本大震災後、台湾のテレビではふたつの募金運動の呼び掛けがあり、そのうちのひとつでは馬英九(Ma Ying-jeou)総統夫妻も呼び掛けに協力し、3000万ドルが集まった。(c)AFP

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