【2月14日 AFP】欧州連合(EU)の行政機関である欧州委員会(European Commission)と米司法省は13日、米グーグル(Google)による米通信機器大手モトローラ・モビリティ(Motorola Mobility)の125億ドル(約9760億円)での買収を承認したと発表した。

 また同日、米司法省の反トラスト部門は、米アップル(Apple)と米マイクロソフト(Microsoft)およびカナダの携帯情報端末大手リサーチ・イン・モーション(Research In MotionRIM)によるノーテル・ネットワークス(Nortel Networks)が保有する特許の取得、さらにはアップルによるソフトウエア大手ノベル(Novell)保有特許の取得も承認した。

 司法省は上記3件の取引きについて「取得する企業がこれらの特許を用いて競合他社のコストを上昇させたり、競争を阻害させたりすることが可能かどうか」についての検討を行ったとし、「包括的な審査の結果、市場競争が著しく阻害される可能性は低いと判断した」と説明した。(c)AFP

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