【2月9日 AFP】米大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は8日、ソニー(Sony)の長期格付けを「A-」から「BBB+」に引き下げたと発表した。格下げの理由として、収益力の弱さや製品価格の低下、需要減退、競争激化を挙げた。

 エレクトロニクス事業を取り巻く環境は厳しく、業績の急回復は見込めないとの見方から、アウトルックはネガティブとした。

 ソニーは前週、2012年3月期の最終赤字が従来予想の900億円から2200億円に拡大する見通しと発表した。最終赤字は4年連続となる。(c)AFP

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