【10月17日 AFP】韓国のサムスン電子(Samsung Electronics)は17日、日本とオーストラリアで、米アップル(Apple)の最新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone 4S」の販売差し止めを求める仮処分申請を行ったと発表した。

 サムスンの声明によると、同社はiPhone 4Sが自社の特許を侵害しているとして、東京と豪ニューサウスウェールズ(New South Wales)州の裁判所に仮処分を申請した。日本では「iPhone 4」と「iPad 2」の販売差し止めも求める方針という。

 声明は「アップルは当社の特許権を侵害し、技術にただ乗りしており、もはや傍観することはできない。断固として我が社の知的財産を保護する」と述べている。(c)AFP