【8月24日 AFP】米ユナイテッド航空(United Airline)の親会社、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス(United Continental Holdings)は23日、同航空機のパイロットが使用してきたマニュアルやフライトチャートをアップル(Apple)のタブレット型端末iPad(アイパッド)に置き換えると発表した。

 重さ700グラムのiPadに、コックピットで使用されてきた約17キロ分のマニュアルやチャートがそっくり搭載される。

 ユナイテッド航空と、2010年に経営統合したコンチネンタル航空(Continental Airlines)のパイロット全員に、計1万1000台のiPadを配布していく予定だ。これにより年間1600万枚の紙が節約でき、航空機が多少軽くなるために燃料も120万リットルの節約になると見込まれている。

 パイロットのマニュアル類をiPadに置き換えた米大手航空会社は、ユナイテッドで2社目となる。(c)AFP