【4月6日 AFP】インド政府は5日、福島第1原子力発電所の事故で放射性物質が放出されている事態を受け、日本からの食品輸入を今後3か月間、全面的に禁止すると発表した。

 ただし、「放射性物質の危険性が許容レベルまで低下したとの信頼できる情報が得られた時点で」解除すると付記した。

 インドは、少量の果物、野菜、加工食品を日本から輸入している。原発事故を受け、日本からの食品輸入を全面禁止した国はインドが初めて。中国、シンガポール、米国などは、一部の県を対象に、食品輸入を停止している。(c)AFP/Hiroshi Hiyama