【1月25日 AFP】米人気マイクロブログ「ツイッター(Twitter)」の2011年の広告収入が、1億5000万ドル(約120億円)に上るとの予測を、米調査会社eMarketerが24日発表した。

 調査によると2010年のツイッターの広告収入は、推定4500万ドル(約37億円)だった。2011年には1億5000万ドルになる見通しで、2012年には2億5000万ドル(約210億円)に上る可能性もあるという。

 eMarketerはツイッターの広告収入がことし劇的に増える要因として「独自の広告プラットホーム」を始めたことを挙げた。ツイッターのディック・コストロ(Dick Costolo)最高経営責任者(CEO)は今月、前年開始した広告サービス「プロモーテッド・ツイーツ(Promoted Tweets)」が非常にうまくいっていると述べていた。

 また、コストロCEOは、ツイッターを当面は独立した企業にしておきたいとの考えを示し、株式公開の予定はないと述べている。ツイッターはこれまでに買収提案を度々拒否してきた。

 ツイッターは前年12月に投資家から2億ドル(約160億円)の資金を調達し、企業評価額は37億ドル(約3000億円)になったとされている。(c)AFP