【1月21日 AFP】日本の主婦の「へそくり(夫に内緒の資産)」が減少している。損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険が20日発表した調査で明らかになった。

 同社は前月中旬、全国のサラリーマン世帯の主婦500人(平均年齢39.7歳)を対象に、「2010年冬のボーナスと家計の実態」をテーマとしたアンケート調査を実施した。

 それによると、「へそくりがある」と回答した主婦は全体の43.4%で、平均額は前年比66万円減の308万円と07年以降最低となった。最高額も3500万円と、前年の1億円を下回った。

 収入やボーナスが減少する中、回答者の多くは、家計の赤字を補うためにへそくりを使わざるを得なかったと答えている。(c)AFP