【1月6日 AFP】米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)は5日、新しいロゴマークを発表した。

 9年間使われてきた従来のロゴは、「STARBUCKS COFFEE」と書かれた緑の輪が人魚を囲むデザインだったが、新しいロゴではこの輪の部分が消え、人魚だけが白と緑で大きく描かれる。

「コーヒー」の表記も社名も消したロゴには、新市場開拓に向けた同社の意気込みが込められている。ハワード・シュルツ(Howard Schultz)CEOは、「人魚に輪の中から抜け出てもらった。コーヒー以外のことにも思いを巡らす自由と柔軟性を与えてくれるデザインだと思う」「当社の遺産を尊重しつつ、当社の将来にふさわしいと感じさせてくれる進化したロゴだ」などと説明した。 

 景気後退のあおりを受けた同社は、既に展開する商品ラインを紅茶、スムージー、フード類にも拡充し、音楽CDなどの販売にも乗り出している。(c)AFP

【参考】スターバックスが発表した新ロゴ(英語)
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