【10月19日 AFP】KDDIは18日、インターネット電話最大手スカイプ(Skype)と戦略的包括提携で合意したと発表した。これにより、auシリーズの多機能携帯電話(スマートフォン)の新機種で、スカイプの利用が可能となる。サービスの詳細や料金は、追って発表される。

 2003年に設立されたスカイプは、パソコンを通じた通話や動画の送受信、チャットなどを世界規模で提供する無料インターネット電話サービス。KDDIは、将来的には固定電話などへもスカイプを導入していく考えだ。

 スカイプとの提携について、田中孝司(Takashi Tanaka)専務は、何億人にものぼる世界中のスカイプユーザーとのコミュニケーションを可能とする「革命的でグローバルな通信オプション」を日本人に提供するものと位置づけ、同サービスを携帯電話だけでなくブロードバンドやケーブルなどの分野に拡大して顧客の満足度を最大限に高めたいとの期待を語った。(c)AFP