【9月24日 AFP】年金支給開始年齢を62歳に引き上げるフランス政府の年金制度改革法案に反対する主要労組のデモとストライキが23日、フランス全土で実施された。

 全国規模のデモは今月に入って2度目。労組は200万人以上の参加を期待している。デモはパリ(Paris)でも実施され、警察が参加者数を6万5000人と発表する一方、労組は30万人と発表している。

 ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領はロマ人強制送還問題をめぐって欧州連合(EU)から非難を受け、選挙資金スキャンダルをめぐってもメディアの批判を浴びているが、年金改革法案は成立させると述べている。(c)AFP