【8月26日 AFP】アジア太平洋地域の旅行先として最も人気があるのはオーストラリア、日本、中国だとの国際調査結果が25日、公表された。

 調査は5月、クレジットカード大手ビザ(Visa)と太平洋アジア観光協会(Pacific Asia Travel AssociationPATA)が、アジア太平洋地域11か国と米、英の18歳以上の「過去2年間に海外旅行をした」または「今後2年間で海外旅行をする計画がある」人を対象に実施。旅行計画についてオンライン上でアンケートを取り、6714人から回答があった。

 すると今後2年間で行きたい国として、17%がオーストラリアを挙げた。次いで、16%と僅差で日本、3位は9%の中国だった。

 ニュージーランド人、英国人、米国人、日本人の間ではオーストラリアが最も人気が高く、韓国人、台湾人、タイ人、香港人の間では日本が最も人気が高かった。
 
 ビザの担当者は、「オーストラリアは美しい自然にあふれているし、日本は豊かな歴史と文化に恵まれている。5人に1人がどちらかの国を挙げたことは、驚くには値しない」と話すとともに、バラエティーに富んだ旅行商品が観光客にとって魅力となっていると指摘している。(c)AFP