【8月24日 AFP】東芝(Toshiba)が、専用の眼鏡をかけずに立体(3D)映像を楽しめるテレビを年内に発売すると読売新聞(Yomiuri Shimbun)などが24日、報じた。裸眼で3D映像を見られるテレビの発売は世界初となる。

 読売によると、東芝は数十万円の価格帯の眼鏡不要の3Dテレビ、3タイプを年末商戦に投入する計画だ。

 画面から角度が異なる光を多数、発することで専用眼鏡をかけなくても、どの角度からでも映像が立体的に見えるという。このため、視聴者が感じる目への負担も少ない。

 報道について、東芝広報は、商品の製品化については検討中だとコメントした。

 国内メーカー大手は今年に入ってから相次いで3Dテレビを発売しているが、専用の眼鏡をかける必要があるなどのわずらわしさから、売れ行きは伸び悩んでいる。(c)AFP