【7月16日 AFP】長年ライバルとして火花を散らしてきた米男性誌「ペントハウス(Penthouse)」と「プレイボーイ(Playboy)」が、今度は所有権をめぐる争いの渦中にある。

「ペントハウス」を発行するフレンドファインダー・ネットワークス(FriendFinder Networks)は15日、ライバル誌の「プレイボーイ」発行元のプレイボーイ・エンタープライゼズ(Playboy Enterprises)に対し、2億1000万ドル(約180億円)での買収を提案したと発表した。

 12日には、プレイボーイ創業者のヒュー・へフナー(Hugh Hefner)氏(84)が1億8500万ドル(約160億円)で買収を提案している。

 フレンドファインダーはプレイボーイ取締役会にあてた書簡の中で、ヘフナー氏の買収案よりもプレイボーイ側に有利だと強調し、来週21日に買収案を協議したいと提案したという。

 プレイボーイは同日、フレンドファインダーの提案を「十分検討」する意向を示した。(c)AFP/Chris Lefkow