【7月13日 AFP】米マイクロソフト(Microsoft)のスティーブ・バルマー(Steve Ballmer)最高経営責任者(CEO)は12日、アップル(Apple)のiPad(アイパッド)と同様のタブレット型PCを21社が開発中だと述べた。いずれもマイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7(Windows 7)」に対応している。

 バルマー氏はワシントンD.C.(Washington D.C.)で開催された会合「ワールドワイド・パートナー・コンファレンス(Worldwide Partner Conference)」で、「今年、われわれが小型端末分野で手がける最も重要なことの1つは、ウィンドウズ7スレートとウィンドウズ7フォンの開発を進めることだ」「今後数か月のうちに、ウィンドウズ7を搭載したさまざまなスレートPCを目にするだろう。こうしたスレートPCは非常に素晴らしいものになると思う」と語った。

 バルマー氏は、台湾の華碩電脳(アスーステック・コンピューター、Asus)、米デル(Dell)、韓国のサムスン(Samsung)、東芝(Toshiba)、ソニー(Sony)などのメーカーが開発中だと語ったほか、同氏が示したスライドには富士通(Fujitsu)、ヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard)、レノボ(Lenovo)、パナソニック(Panasonic)、ペガトロン(Pegatron)などの名前もあった。

 またマイクロソフトは同日、前年10月に発売したウィンドウズ7のライセンス販売が1億5000万本に達したと発表した。(c)AFP/Chris Lefkow