【2月1日 AFP】仏自動車大手プジョー・シトロエン・グループ(PSA)は1日、トヨタ自動車(Toyota Motor)と合弁で生産した2車種、計9万7000台をリコール(無料の回収・修理)すると発表した。

 プジョーの声明によると、チェコにあるトヨタとの合弁工場で2005年2月から09年8月にかけて生産された小型車「プジョー107(Peugeot 107)」と「シトロエンC1(Citroen C1)」がリコール対象となる。リコールは予防措置で、欧州で該当車を所有する顧客には、郵便で問題の可能性を通知し、対処するとしている。

 トヨタは前週、アクセルペダルの不具合が原因で、米国を中心に世界で大規模なリコールを実施すると発表していた。(c)AFP