【1月22日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)は21日、アクセルペダルに不具合が発生する可能性があるとして、米国で製造販売した約230万台を自主的にリコールすると発表した。

 対象車は2009~2010年型のRAV4、カローラ(Corolla)、マトリックス(Matrix)、2005~2010年型のアバロン(Avalon)、2007~2010年型のカムリ(Camry)の一部、2010年型ハイランダー(Highlander)、2007~2010年型ツンドラ(Tundra)、2008~2010年型セコイア(Sequoia)。

 米国トヨタ販売(Toyota Motor Sales USA)によると、踏み込んだアクセルが戻るのに時間がかかったり、完全に戻らなかったりするとの報告を受け、社内調査を行っていたという。不具合はアクセルペダルの機構が磨耗した場合に発生し、最悪の場合は途中で動かなくなるとしている。

 トヨタは前年、フロアマットがアクセルペダルにはさまって事故につながるおそれがあるとして約420万台を対象とするリコールを開始したが、今回のリコールはこれとは別に行う。(c)AFP