【11月30日 AFP】イスラム教の4日間の祝日が明けた30日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の信用不安「ドバイショック」後の初取引となった中東の株式市場は、急落して始まった。

 ドバイ市場の指数は取引開始直後から、建設や金融などの主要銘柄がストップ安直前の7.19%まで下落。隣接する首長国アブダビでも、午前の取引は8.09%安の2674.79ポイントをつけた。

 ドバイ首長国の政府系投資会社ドバイ・ワールド(Dubai World)は前週25日、株式市場が閉まった後で、債務返済の延期要請を発表。世界各国に信用不安が広がっていた。(c)AFP/Ali Khalil