【11月26日 AFP】韓国鉄道公社(KORAIL)の労働組合は26日、労働条件をめぐる労使交渉が決裂したためストライキに突入し、同日朝から貨物輸送などに影響が出ている。

 同公社の組合は、組合員2万5000人のうち1万6000人がストライキに入ったと発表した。韓国政府は、組合員らが違法行為を犯した場合は、厳格に対処すると警告した。

 KORAILによると、ストライキによって貨物輸送の96%がまひ状態に陥り、通常1日に運行している貨物列車300本のうち、同日運行されたのはわずか11本だった。ただし旅客列車や首都圏の地下鉄では、ストライキを行っている人員を交代要員が埋め、運行に影響は出てないとしている。(c)AFP