【11月16日 AFP】内閣府が16日発表した7～9月期の国内総生産（GDP、季節調整値）の速報値は、前期比1.2％増、年率換算で4.8％増となり、2007年1-3月期以来2年半ぶりの成長幅を記録した。プラス成長は2四半期連続で、日本経済がこの数十年で最悪の景気後退から回復しつつあることが明らかになった。

　市場予測を上回るプラス成長は、輸出の回復と政府の大規模な景気刺激策の効果が下支えした。輸出は前期比6.4％増。企業の設備投資は同1.6％増、個人消費は同0.7％増だった。(c)AFP