【8月27日 AFP】米航空宇宙機器大手ボーイング(Boeing)は27日、すでに数度にわたって延期を発表している次世代中型機「787型ドリームライナー(787 Dreamliner)」について、初の試験飛行を2009年末までに実施し、2010年第4四半期に納入を開始する予定だと発表した。

 ボーイングは声明で「787型ドリームライナーの初の飛行は2009年末までに実施される予定で、初の納入は2010年第4四半期に開始される見込み」と発表した。日程変更は、先日発表した機体側部の補強が必要なことと、試験飛行回数と許認可リスクを減らすために数週間の追加日程が必要なためだという。

 ポーイングは、2013年末には1か月当たり10機の製造ペースを見込んでいる。(c)AFP