【8月13日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)が2011年にも、1リットルあたり40キロ以上の走行が可能な超低燃費の新型ハイブリッド車を発売する方針だと、読売新聞(Yomiuri)が13日報じた。

 同社のハイブリッド車「プリウス(Prius)」の燃費性能は38キロで、新型はこれを上回る。小型車「ヴィッツ(Vitz)」をベースにし、価格はおよそ150万円の見込み。日本のほか、欧州と米国で発売される予定だとしている。

 トヨタはプリウスで世界のハイブリッド市場をけん引するが、ホンダ(Honda Motor)やゼネラル・モーターズ(General MotorsGM)も追撃の姿勢を強めており、新型ハイブリッドの投入でライバルを引き離すことが狙いだと読売新聞は報じている。(c)AFP