【8月6日 AFP】ドイツのルフトハンザ航空(Lufthansa)は5日、夏の太陽を求めて同社機で旅行する行楽客に対し、旅先で雨に見舞われたら最大200ユーロの「賠償金」を支払うと発表した。

 行楽地での日光浴を楽しみにしている客は、雨が降った日ごとに1日あたり20-200ユーロ(約2700-2万7000円)を同社に請求できるという。ただし、請求が認められる「雨の日」の定義は、少なくとも1平方メートルあたり5ミリ以上の降水があった場合に限られる。

「休暇が雨で台無しになっても、20ユーロのお金がもらえるとなれば気分が明るくなるのではないでしょうか」と同社声明。

 対象となるのは、欧州線・国際線の計36路線で、行き先はバルセロナ(Barcelona)、イスタンブール(Istanbul)、マドリード(Madrid)、ローマ(Rome)、ドバイ(Dubai)、カイロ(Cairo)、ニューヨーク(New York)、テルアビブ(Tel Aviv)、ワシントンD.C.(Washington DC)の各都市行きなど。(c)AFP