米ワシントンD.C.(Washington D.C.)の国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)本部で、09年の「世界経済見通し(World Economic Outlook、WEO)」について記者会見を行う、オリビエ・ブランシャール(Olivier Blanchard)調査局長(右)ら(2009年7月8日撮影)。(c)AFP/International Monetary Fund/Stephen Jaffe
【7月9日 AFP】国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)は8日、世界経済見通し(World Economic Outlook、WEO)を改定し、2010年の世界全体の国内総生産(GDP)成長率を4月の見通しから0.6ポイント上方修正して、2.5%と予測した。一方で、09年の成長率については、世界全体でマイナス1.4%に下方修正した。
IMFはWEOの中で、「世界経済は、第2次大戦後経験したことのない景気後退から脱却し始めている。だが、安定的な状態は一様ではなく、回復の速度もゆっくりとしたものになるだろう」との見解を示した。
現在の景気後退は今年、先進国経済に大きな影響を与えると見られ、09年の先進国全体の成長率はマイナス3.8%になると予測されている。2010年は前回と引き続き0.6%とされた。
主要国の中で、IMFは米国と日本の成長率予測を大幅に引き上げた。
日本の成長率は、09年は前回の6.2%減から0.2ポイント上方修正された6.0%減。10年は1.7%で、1.2ポイントの大幅上方修正となった。米国の成長率は、09年は前回から0.2ポイント上方修正された2.6%減、10年も前回のゼロ成長から上方修正され0.8%とされた。
一方、ユーロ圏は厳しい予測となった。ユーロ圏16か国の成長率は、09年は前回から0.6ポイント引き下げられ4.8%減、10年は0.3%減だった。(c)AFP/Veronica Smith









