【3月9日 AFP】財務省が9日発表した1月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引状況を示す経常収支は、1728億円の赤字となった。赤字転落は13年ぶりで、赤字額も1985年1月に同統計が始まって以来最大。

 世界的な経済の低迷で輸出が落ち込んだためで、特に輸出をけん引してきた自動車、ハイテク機器の需要が大きく低下したことが響いた。前年同月の経常収支は、1兆1637億円の黒字だった。(c)AFP