【2月25日 AFP】財務省が25日発表した貿易統計によると日本の1月の貿易赤字は9526億円で、比較可能な統計を取り始めた1979年以来最大となった。

 1月の輸出額は前年同月比45.7%減少した。米国向け輸出は約53%、EU各国向けは約47%減少した。自動車輸出額は約69%減少した。

 世界的な金融危機の影響を比較的受けにくいといわれることもあった日本だが、いまや世界的な不況の最大の犠牲者となっている。専門家の間では輸出主導による景気回復の脆さが浮き彫りになったとの声が上がっている。(c)AFP