【2月14日 AFP】イタリア・ローマ(Rome)で開かれていた先進7か国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は14日、危機に陥った世界経済と金融市場の回復に向け、「経済成長と雇用を支え、金融部門を強化するために必要な政策手段を総動員する」ことなどを盛り込んだ共同声明を採択して閉幕した。

 声明では、世界経済と金融市場の安定化を「最優先課題」とし、保護主義的措置を「阻止する」決意を表明した。また、今回の危機で明らかになった国際金融制度の根本的な弱点について「早急な改革が必要」との認識を示した。(c)AFP