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「失業は社会的時限爆弾」、ITUC委員長がダボス会議で

  • 2009年02月01日 10:53 発信地:ダボス/スイス
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オーストリア・ウィーン(Vienna)で演説をするシャラン・バロウ(Sharan Burrow)氏(2006年10月31日撮影、資料写真)(c)AFP/Samuel Kubani

【2月1日 AFP】労働組合最大の国際組織・国際労働組合総連合(International Trade Union ConfederationITUC)のシャラン・バロウ(Sharan Burrow)委員長は31日、スイス・ダボス(Davos)で開かれている世界経済フォーラム(World Economic Forum)年次総会(ダボス会議)で、失業問題が「社会的時限爆弾」であることが議論されていないとして会議のあり方を強く非難した。

 これまでも産業界トップらに厳しい批判を繰り返してきたバロウ委員長はAFPに対し、「いまだに今回の危機は金融危機だとする見方が支配的で、失業こそが本当の危機で社会的時限爆弾だという見解はほとんど聞かれない」と指摘した。

 オーストラリアの労働組合の統括団体、オーストラリア労働組合評議会(Australian Council of Trade UnionsACTU)会長でもあるバロウ氏は、今回のダボス会議でいくつかの分科会にパネリストとして参加し、労働者とその現状に対する産業界トップのあからさまな無関心を指摘してきた。

 ある分科会でバロウ委員長は、政府の救済を受けながら法外な給与を受け取っている銀行役員は、怒りを買っていることに気付いていないとして英バークレイズ銀行のマーカス・アギウス(Marcus Agius)会長を激しく非難する熱弁を振るった。

 また、通商と保護貿易主義についての分科会で同委員長は、討論の最中にマイクを取ると、今後の世界的な通商に関する取り決めでは、政治家は労働者の意見に耳を傾け、社会や環境を守るための要求を出していくべきだと求めた。(c)AFP

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