【12月23日 AFP】朝日新聞(Asahi Shimbun)は23日、トヨタ自動車(Toyota Motor)の渡辺捷昭(Katsuaki Watanabe)社長(66)が来年4月に退任し、後任に創業家の豊田章男(Akio Toyoda)副社長(52)が昇格する人事を固めたと伝えた。

 トヨタは前日、2009年3月期決算の営業損益が1941年3月期の決算発表開始以来初めて1500億円の赤字になると発表していた。

 豊田章男氏は、トヨタの実質的な創業者である故豊田喜一郎(Kiichiro Toyoda)氏の孫にあたる。創業家の人物が社長になるのは豊田達郎(Tatsuro Toyoda)氏(79)以来、約14年ぶりとなる。(c)AFP