【11月7日 AFP】日本の無償資金協力で建設されたカブール国際空港（Kabul International Airport）の国際線専用ターミナルの竣工（しゅんこう）式が6日、ハミド・カルザイ（Hamid Karzai）大統領や国際協力機構（Japan International Cooperation Agency、JICA）の緒方貞子（Sadako Ogata）理事長ら、両国の代表150人以上が出席して行われた。

　総工費3000万ドル（約29億円）の新ターミナルは2階建てで、年間100万人の旅客輸送が可能。築40年近く経って老朽化し、内戦やタリバン（Taliban）旧政権下で大きな損害を受けた旧ターミナルの隣に建てられた。運用は来週からで、第1便は巡礼者を運ぶサウジアラビア行きの予定。(c)AFP