【11月6日 AFP】日本銀行(Bank of JapanBOJ)の白川方明(Masaaki Shirakawa)総裁は5日、都内で講演し、日本経済は2009年度半ば以降まで当面停滞する見通しだが、過度の利下げはかえって状況を悪化させる可能性もあると語った。

 白川総裁は、日本経済は当面停滞色の強い状態が続き、2009年度半ば以降に成長経路に復するだろうとの見通しを語った。また、金利引き下げが金融市場の機能を阻害し、資金の流れを悪くする可能性にも十分な配慮が必要だと述べた。(c)AFP