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工場賛成派数千人が抗議活動、印タタ「ナノ」工場の移転発表を受け

  • 2008年10月05日 13:11 発信地:シングル/インド
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西ベンガル(West Bengal)州北部のシリグリ(Siliguri)で、野党党首で活動家のママタ・バネルジー(Mamata Banerjee)氏に見立てた人形に火をつけ気勢を上げる学生活動家たち(2008年10月4日撮影)(c)AFP/Diptendu DUTTA

【10月5日 AFP】インドの自動車大手タタ自動車(Tata Motors)が、西ベンガル(West Bengal)州シングル(Singur)に建設していた超低価格車「ナノ(Nano)」の組立工場の移転を発表したことを受け、4日、同工場近くに地元住民数千人が鉄棒など手に持って集まり抗議活動を繰り広げた。

 タタ自動車は3日、用地買収問題で農家ら土地所有者らの合意が得られなかったとして工場の移転を発表していた。

 これまで、西ベンガル州の野党党首、ママタ・バネルジー(Mamata Banerjee)氏率いる農家や活動家は、工場建設のために農家が州政府によって強制的に退去させられたと主張し、土地の返還を要求してきた。このため、工場の建設は8月末から中断していた。
 
 しかし移転発表で、現地には動揺が広がった。4日の抗議活動はこれまでのものとは一線を画し、タタに積極的に土地を売却した元土地所有者や雇用増加を望んでいた現地住民などが中心となった。

 州政府の進めた強制的な土地収用政策で土地を手放した農家の男性は、「いら立ち、混乱している。土地を取り戻すことはなかろう。しかも土地の代償はまだ何も受け取っていない」と語った。(c)AFP/Sailendra Sil

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