【9月24日 AFP】米証券大手ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)は23日午後、声明を発表し、著名投資家のウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏が最高経営責任者(CEO)を務める投資持ち株会社バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)が50億ドル(約5300億円)分の優先株を引き受けることで合意したことを明らかにした。

 ゴールドマンが発表した合意内容によると、バークシャー・ハサウェイは配当利回り10%の優先株50億ドル分を引き受ける。さらにバフェット氏はバークシャーを通じ、「5年以内の希望の時期に」1株当たり115ドルで50億ドル(約5300億円)分の普通株を追加購入する権利も得た。

 ゴールドマンはさらに、普通株を新規発行することで少なくとも25億ドル(約2640億円)の資本増強を計画している。

 同日の米株式市場取引終了後の電子取引で、ゴールドマンの株価は前日比8.12%高い135ドル20セントを付けた。(c)AFP