中国の四川(Sichuan)省成都(Chengdu)で株価掲示板を眺める投資家(2008年9月22日撮影)。(c)AFP/LIU Jin
【9月23日 AFP】米金融システムに大規模な救済措置がとられたものの、先行きへの懸念が払しょくされないなか、23日の世界市場は下落を示した。その一方で、いら立ちを募らせた投資家の資金が向かった石油と金は急騰した。
ヘンリー・ポールソン(Henry Paulson)米財務長官は同日、上院銀行委員会で証言を行うが世界市場は、あえぐ金融機関に投じられた救済措置の結果が早く出ることを切望している。
各市場の株価は香港で3.9%、オーストラリアで1.9%下落、中国の代表的な株価指数も1.56%下がった。日本の株式市場は祝日で休みだった。
欧州各市場は、ロンドン(London)のFTSE 100種総合株価指数が0.08%、フランクフルトの独30種株式指数(Dax 30)が0.26%、パリのCAC 40指数が0.62%と、わずかに値を下げて始まった。
米サブプライムローンに端を発した慢性的な不安定感で市場はすでに弱まっていたが、前週には米証券大手リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)の経営破たんと、米政府が米保険最大手アメリカン・ インターナショナル・グループ(American International Group、AIG)救済に介入したことで暴落した。
22日のニューヨーク原油先物相場は、7月初旬の1バレル=147ドルはかなり下回るものの、1日の上げ幅としては過去最大の16ドル以上値上がりして取引を終えた。米国産標準油種の軽質スイート原油先物(11月分)はアジアの午後の取引で27セント安の109.10ドルに、北海ブレント(Brent North Sea)原油先物は15セント安の105.89ドルに下落した。
WTRGエコノミクス(WTRG Economics)のアナリスト、ジェームス・ウィリアムズ(James Williams)氏は今週いっぱい、米救済策の結果への不安が原油価格を左右するとみている。
また同日の香港では開始から金の価格が急騰。終値は前日の終値より15ドル高い1オンス=892.00-893.00ドル前後で引けた。(c)AFP









