マレーシア・クアラルンプール(Kuala Lumpur)の株式市場で、株価を見て頭を抱える投資家(2008年9月18日撮影)。(c)AFP
【9月19日 AFP】世界的な金融不安で、米証券大手モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)やスイスの金融大手UBSなどに対する懸念も強まる中、各国・地域の中央銀行は18日、3000億ドル(約31兆円)以上の資金を市場に供給した。
同日の各国・地域の中央銀行は協調し、総額2900億ドル(約30兆円)の資金供給を行った。これに加え、欧州中央銀行(European Central Bank、ECB)は250億ユーロ(約3兆8000億円)を、米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board、FRB)もほぼ同額を供給した。FRBは追加供給も示唆している。
また、FRBは同日、ECBや英国、日本、スイス、カナダの各中銀と通貨交換(スワップ)協定を締結した。
FRBは、この協定を通じ1800億ドル(約19兆円)を供給するとともに、追加的な供給も辞さない姿勢を示すことで、金融市場で高まる混乱を抑えたい構えだ。
各国の中銀は、今週だけで6000億ドル(約63兆円)以上の資金を市場に供給している。これに加え、FRBは、破たんした米証券大手リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)に対する姿勢から一転して、米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)への850億ドル(約9兆円)の融資を決めた。(c)AFP



