【9月17日 AFP】経営難に陥っていた米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)に対する連邦準備制度(FRB)による850億ドル(約9兆円)の米国史上最大規模の救済策が発表されたことを好感して、17日午前のアジア市場の大部分は反発した。

 日経平均株価の午前の終値は前日比241円06銭(2.08%)高の1万1850円78銭となった。16日は米証券大手リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)の経営破たんの影響で大幅に下落し約3年2か月ぶりの安値をつけていた。

 香港市場は0.49%高、ソウルは3.66%高となった。シドニーは前日比ほぼ変わらず、上海市場は寄り付きでわずかに下落している。(c)AFP/Miwa Suzuki