【9月12日 AFP】資金調達をめぐる懸念が生じている米証券大手リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)の株価は、11日も大幅続落し、終値で前日比41.7%安の4.22ドルまで急落した。ウォールストリート(Wall Street)では、今年3月にベアー・スターンズ(Bear Stearns)が事実上の倒産に至った事件との類似性を指摘し、会社存続を疑問視する声も出始めている。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は同日、米財務省と米連邦準備制度理事会(FRB)がリーマン売却について調整中だと報じた。詳細は不明ながら、関係者の話として、週明け15日のアジア市場が開く前に発表されるとの見通しを伝えている。(c)AFP