米ルイジアナ(Louisiana)州のニューオリンズ(New Orleans)港で、荷物を積み込む貨物船(2007年8月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/Paul J. RICHARDS
【9月12日 AFP】米商務省が11日に発表した7月の貿易赤字額(サービスを含む国際収支ベース、季節調整済み)は、原油価格の高騰と中国からの輸入の急伸を背景に、前月比6%増の622億ドル(約6兆6000億円)となった。
米貿易赤字は前月まで、ドル安による輸出の伸びを背景に2か月連続で縮小していたが、7月は、市場予想の580億ドル(約6兆2000億円)を上回る、2007年3月以来の水準となった。
輸出総額は前月比54億ドル(約5700億円)増の1681億ドル(約18兆円)、輸入総額は同87億ドル(約9300億円)増の2303億ドル(約25兆円)となった。
貿易赤字の半分以上は、原油輸入が占めている。原油輸入額は、原油高騰を背景に、前月の373億ドル(約4兆円、修正値)から434億ドル(約4兆6000億円)に増加しており、今年最高の伸びを示している。
7月の平均輸入原油価格は、6月の1バレル=117.13ドルを上回る同124.66ドルに上昇している。これを反映し、石油輸出国機構(Organization of Petroleum Exporting Countries、OPEC)向け赤字が前月比34%増の242億ドル(約2兆6000億円)に上昇した。
商務省は6月の貿易赤字も、568億ドル(約6兆1000億円)から588億ドル(約6兆3000億円)に大幅修正した。(c)AFP