インド・西ベンガル(West Bengal)州シングル(Singur)にある、印タタ・モーターズ(Tata Motors)の超低価格小型車「ナノ(Nano)」の生産工場の正面入口に立つ警備員(2008年9月8日撮影)。(c)AFP/Deshakalyan CHOWDHURY
【9月9日 AFP】インド・西ベンガル(West Bengal)州シングル(Singur)にある印タタ・モーターズ(Tata Motors)の超低価格小型車「ナノ(Nano)」の生産工場の建設が、土地の返還を求める農民らの抗議行動で中断している問題で、州政府と抗議活動を主導していた野党は7日、抗議行動の中止で合意したが、タタ側が円滑な工場運営についての確約を求めており、建設は依然として再開されていない。
タタは8日、「ナノ生産計画が実行不能にならないこと、工場本体と付属施設が完全な状態で維持されること、円滑な工場運営に向けて関係者すべてが長期的かつ友好的な環境作りに努めることが満たされる」場合にのみ、ナノの生産に向け前進するとの見解を示した。
タタ・グループのラタン・タタ(Ratan Tata)会長は前月、工場建設などに3億5000万ドル(約380億円)を投じているにもかかわらず、従業員の安全が保証されない場合は、工場建設を中止すると警告していた。(c)AFP/Sailendra Sil



