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カナダ首相、北極圏の埋蔵資源の探索計画を発表

  • 2008年08月28日 23:59 発信地:オタワ/カナダ
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カナダ北部のヌナブット(Nunavut)準州のナンバープレート(2002年10月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANDRE FORGET

【8月28日 AFP】カナダのスティーブン・ハーパー(Stephen Harper)首相は26日、原油や天然ガスなど豊富な資源が眠るとされる北極圏の探索および開発計画を発表した。

 ハーパー首相は記者会見で、「アラスカ(Alaska)沖のボーフォート海(Beaufort Sea)は天然ガス、北極海東域は海底石油、そしてカナダ北方のユーコン(Yukon)準州は金、ヌナブット(Nunavut)とノースウェスト(Northwest)準州はダイヤモンドといった資源に恵まれていることは100年以上も前から知られてきた」と語った。

 ユーコン、ヌナブット、ノースウェストの各準州は領土の一部が北極圏に属する。

 ハーパー首相は、「ほかにも北極の海底や海氷、ツンドラの下にも豊富な資源があるはずだが、これまでに発見されたのは『氷山の一角』にすぎない」と述べ、天然資源探索の必要性を訴えた。

 さらに、北極の海氷面積の縮小により、北極海を通り大西洋と太平洋を直接結ぶ北西航路の可能性が開けたことを指摘。これはカナダにとって、絶好のチャンスであるとともに北極圏における挑戦をも意味すると述べたうえで、適切に対処すればカナダに数世代にわたる繁栄がもたらされると力説した。

 具体的な政府計画としては、「最先端の地質科学技術を用いて、北極圏の天然資源・鉱物の埋蔵位置を探索する」と説明。特殊探知機を用いて地上と空からユーコン、ヌナブット、ノースウェストの各準州の地質特性データを収集するという。

 また、北極圏の環境を知り尽くしている先住民イヌイット(Inuit)の知識も活用し、「埋もれた宝の山」を探し当てる地質モデルを作製する。(c)AFP
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